朝倉 夏菜16歳
今、あたしの人生に
革命がおきている。
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あたしがいつものように
学校から帰ってくると
両親と一人暮らししてる姉が
改まって
リビングのソファーに座っている
「な。どうしたの??」
あまりにも不自然な光景で
思わず声が出た
「夏菜、いいにくいんだが....」
お父さんが
渋々口を開く
げ。なんかこんなの
ドラマとかで見たことある?
もしかして
離婚とか..?
まさかお母さんとお父さんは
仲いいはず..
いろんな妄想が膨らんだ
しかし予想外の答がかえってきた。
「お父さん、アメリカに転勤することになったから。」
「お母さんはパパほっとけないから一緒にアメリカくし?」
「あたしは大学いってるし
東京で一人暮らし中だから」
冗談のような話があたしの頭を走った
え、何言ってんのこの人ら
「は?じゃ、じゃあ、あたしどうすんのよ??」
「大丈夫よ。
あなたはこれから
美樹おばちゃんのとこで
暮らすのよ?」
美樹おばちゃんとは
昔っからお母さんの大親友で
小さいころから
良くしてくれたおばちゃんだった
「えっ美樹おばちゃん家!?」
美樹おばちゃんだけならいいんだけど.....
一つ問題がね?
「お母さん馬鹿ね
美樹おばちゃん家には
私の幼なじみの郁斗がいるじゃない?」
いくらなんでも
お年頃の男女二人を一つ屋根の下にはしないでしょ
「郁斗君なら大丈夫よ
仲いいじゃないあなた達っ?」
嘘でしょこの人正気?
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この日からだ
毎日が変わりはじめたのわ