ノンフィクションの愛の結末41

 2006-08-09投稿
閲覧数[300] 良い投票[0] 悪い投票[0]

月日は流れ夏休みになった…
今日は昭幸が心の家に久しぶりに遊びに来るのだ。でも、心は肝心な日に限って…

『9時40分………。んっ??』

昭幸が駅に着くのは10時だ。

『寝坊した!?』

{Σ(○дo;)?!}

『ママ〜〜〜!!』

他の同級生よりも小さい心は階段を転がるように落ち……いや、降りていった。

『今日は昭チャンが家に来るって言ったじゃん!!何で起こしてくれないの??』

「起こしたけど起きなかったじゃん!」

『起こしてない!!』

これを世間では逆ギレと言う。しかし、心には関係ない。

『心、着替えるからママは昭チャンを迎えに行って!!昭チャンに変なこと言わないでよ〜〜〜』

と叫びながら階段を上って部屋に行った。
昭幸を迎えに行く往復の時間を考えても30分しかない。心はとりあえず着替えて、身なりを整えた。
急いでいる時ほど時間は早く過ぎてしまう。時間は10時を過ぎて昭幸が着いてしまった。心は家の外へと行って車から降りてくる昭幸に駆けていった。

『昭幸〜。寝坊したぁ↓↓』
「心はおっちょこちょいだなぁ(笑)」

昭幸は愛おしい笑顔で心を見つめた。

『ね、早く中に行こ!!』

そう言って心は昭幸の手を握って部屋へ行った。


部屋へ行くと心は昭幸に抱き着いた。

『昭幸…』

離れていた時間を埋めたかった。
忘れかけた温もりがここにある。
二人の居場所だった。

「心…」
『昭幸…』

チュッ…


続く…

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 心 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]
カレが離さない唇★
★人気の魅惑グロス


▲ページトップ