達哉と遊びに行く事になった。
二人きりじゃなくて、バイトの子達も一緒に。
といっても、みんな同じ学校。
雅人と聡とひろこ。
ボーリングしてカラオケ行って…まぁみんな若い若い。…なんて、私おばちゃん？
ひろこは帰っちゃったけど、達哉の家で映画を見ようって事になって。
みんないるのになぜかドキドキ！
「おじゃましま〜す♪」
以外に片付いてて驚き。
というか…シンプルだから？
部屋を見渡す私に
『オレ綺麗好きだから♪』
って見透かされたような一言。
映画…なんかみんな見ちゃいない。
暴露大会？
仲良しなのはわかったけど…なんて悪ガキ共。
ふいに雅人が
【ねーねー！郁さんは彼氏いないの？】
「今いなくてさびし…」
って言い終わらない内に
『雅人！郁さんはオレのだから！！』
『…ねー？』
この時私なんて答えた？
本気なのか、冗談なのか…。
気がつくと、もぉ夜中で達哉と聡が寝ていた。
雅人が
【郁さん…たっちゃんの事…どー思います？】
「どーって？…ん〜おもしろいよね♪」
【…あんなたっちゃん見たことないんすよ】
雅人はそー言って布団にもぐりこんだ。
達哉が私に本気って事？……まさか…。
ピンポーン
ピンポーン
達哉が起きないから雅人が玄関に向かう。
訪ねてきたのは…達哉の彼女だった。
[180] 
[0] 
[0]
