「おはようございま〜す」
私は、店に入った…
「おはようございます!ユカリさん。今日もお願いしますね」
「は〜い…」
店長は機嫌がよかった。今日は、土曜日だし世間じゃ給料日後だから、客が多いからだった
私は、待機場所で着替えた…仲良しの真美が先に来ていた。
「おはようございます!ユカリさん、そういえば今日通しなんですよね?大丈夫なんですか?家とか、タケさんとか…」
「おはよう、店長から聞いた?親は何とかアリバイ作ったけどね、タケが疑ってるよ〜」
真美は、タケと面識あるから心配そうだった
「タケさんは、ユカリさんのコト大事にしてるの見ててわかりますからね〜結婚しないんですか?」
「タケと?親は、結婚して欲しいみたいだけどね〜。私は、してもいいけど…結婚したら広島だしね〜。」
「でも、タケさんは毎週末ユカリさんに会いに来るから、愛されてますよ!うらやましいです。タケさんカッコイイし、お金持ちだし、ユカリさんが結婚しないなら、私がしたいくらいだけど…無理だし…」
確かにこのままタケと付き合っていたら結婚する流れになるだろうけど…私の中では、タケの一つだけひっかかる問題があるから…踏ん切りがつかないのが現実だった…