つばさを傷つけ
川島君の事も振り回し…
私は一体何がしたかった
んだろう…??
自分で自分がわからない
最低だな… 私。
もう当分は 一人でいよう
そう心に誓った……
そして ケータイとPHS
電話を2台持っていた私はPHSを解約することにした
これでもう
つばさとの接点は
なくなるね…
今まで本当にありがとう
幸せになってね!!
明日の昼には
もう使えなくなる電話
その日の夜
別れてから 初めて
つばさの夢を見た…
目が覚めて PHSを見ると
メールが一件入ってる
変換が上手くいかず
何を書いてるのか
わからない文章
でも 最後に
つばさ
そう書いてあった…
解約日に送られてきた最後のメール…
何を伝えたかったのか 気になった私は、別れてから初めて
つばさに電話した
つばさは もう最後のつもりでメールをくれたみたいだった
でも 私から電話が来たことに喜び…
「メシでも食いに行こう」
そう言った
私は 別れた後
もう二度と つばさと会うつもりはなかった
あんなに傷つけた私に
会う資格なんてないと…
「ごめん…会うことは出来ない」
そう答えると
別れたからって 全く会わないのは 酷いんじゃない?あんなに長い間付き合ってきたのに…
つばさは 悲しそうにそう言った
私は…今、会うことがお互いにとって 本当にいいことなのか迷ったが
これ以上 つばさを傷つけたくなくて
会うことにした
別れて以来
3ヶ月ぶりに会った私達。
私は 申し訳なさでいっぱいで つばさの顔をあまり見れずにいた…
そんな私と対照的に
笑顔で話しかけてくる
つばさ
久しぶりに軽くお酒を飲んで食事をし 別れた。
「また、メシ食いに行こうな!!」
そう言って
笑顔で帰って行くつばさの車を見えなくなるまで見送った
あの日から
また
私の未来は
少しずつ
変わっていったね…