実は「キャロルの秘密」は、約十年前に、原稿用紙何百枚か使って書いた小説です。
当時、某出版社から、是非、出版しようとお話を頂きました。しかし、結果、私は契約しませんでした。
今は、それでよかったのかなと思います。
あの時、確かに国際ブックフェアなどで、出展してもらえる等、いろいろな話しがありました。
でも、あの時、もし出展していたら、今の自分らしさが無くなっていたと思います。
厳しい出展業界で、ただ一時的には多少、マーケットとして成立したかもしれません。
しかし、今久しぶりにキャロル・キングのアルバム「つづれおり」を聴いてみると、また新たな創作意欲や当時、何百枚と書いたものをもっと、自分なりの言葉で、新たな「キャロルの秘密」が出来ていくのではないかとこれから愉しみです。
実は元の原稿もどこかにいってしまいました。
そんな思いで綴った新たな「キャロルの秘密」を是非、愉しみに読んでいただけると幸いです。
いつ最後になるかわかりません。きっと長い時間がかかるかと思います。
それでも私は納得のいく小説に仕上げる為にもっと、もっと、自分らしくありたいと思います。
飽くまでも過去は過去で、今こうして新たな自分を少しづつ発見できるのも皆さんあってのこと。
そんな私でよかったら、たまに目を通してみて下さい。
キャロル・キングを聴きながら、、