また、だ。
もっと強くても大丈夫なのに
あなたは、優しい人。
いいや、首を締める手を加減するあなたが愛しいのかも知れない。
交わる毎に
「首を絞めて」といつからか、望み出した情欲に溺れる私。
それを聞いて嬉しそうなあなたの顔。
私を独占し満足するあなたの顔。
それを見れば余計に「壊して」ほしくなる。
朝など来ねば、
良いと。
願い、深い夜に、
結ぶ。
あなたの腕の世界、
あなたの耳に口付け、あなたの香りの中、
あなたの声を聞き、
あなたの夢を見るの。
綺麗な形でないと、
愛とは呼べませんか?