街中で、ギターを掻き鳴らしながら歌っているストリートミュージシャンを見かけました。
そう珍しい光景ではないのですが、遠くから見ていてふと思ったのは、ミュージシャンっていいなということです。
僕とは表現の仕方は違いますけれど、作品を創って、たくさんの人に楽しんでもらいたいという趣旨は同じだと思います。
けれども自然に耳から入ってくるのと、なんだかんだ目を通さなくてはならないのでは、作品を知ってもらう上では大きな差が生じますよね?
印刷して道端で配ったとしても、ビラ配りと変わりませんから興味が湧かなければ、すぐにゴミ箱行きでしょう。
絵を描いている人ならば視覚で訴えることも可能だろうけれど、詩や俳句、短歌のように色紙に言葉を大きく書き連ねてアピールする、なんてこととも違いますよね。
常に不特定多数の読者を対象に書いておりますので、いかに多くの人に読んでもらうかばかり考えているのです。