北海道から帰り。次の休日
聡と陽子はブルの店に来ていた。
陽子、「この写真、額に入れたんだし、飾ってよ」
「んー…」と、考え込むブル
聡、「ダメっすか?良いと思うんすけど…」
ブル、「まぁ、良いか?記念だし…」
陽子、「北海道…良かったね」
聡、「また、行きたいね。三人で…」
ブル、「冗談!!二人で行けよ!俺はゴメンだよ」
聡、「何で!?」
ブル、「勘弁しろよ!?独身の俺に当て付けか?」
聡、「そんな事…」
陽子、「そんな事言ってるからモテないのよ。大体、自分勝手に生きてるからいけないのよ」
ブル、「俺の勝手だ!俺は俺の生き方があんだよ」…本当か?
と、写真の話やら北海道での事で盛り上がっていると、突然電話が鳴り
ブル、「はい…」
オチ、「あっ、ブルさんですか?」
ブル、「あぁ…どちらさん?」
オチ、「北海道のキャンプ場で…」
ブル、「…ん?オチか?自転車で四国の…」
オチ、「はい!!そうです。実は…」
ブル、「どうした?」
オチ、「沿道の花壇に突っ込んじゃて…」
ブル、「何?今何処?」
オチ、「大宮のバイパス、17号…三橋五丁目かな?」
ブル、「分かった!今迎えに行くから待ってろ」
聡と陽子に店を任せ?軽トラ跳ばすブルであった。