カバに恋する。16

ゆう  2009-11-17投稿
閲覧数[167] 良い投票[0] 悪い投票[0]


『……はい』

「吉田です」

『…はい?』

「吉田恵美です」



シーン…

あれ…?

ドア、開けてくれない。



やっぱり引かれたっ!

うちまで押し掛けてっ!
ストーカーか!て感じだよね。

怖いよね!も〜馬鹿!




「…川端さん。ごめんなさい。風邪だって聞いて心配で…あの…果物とか買ってきたから、外に置いとくね…」

ドア越しにあいさつして、荷物をドア前に置き、帰ろうとしたその時。


バタンッ!

勢いよくドアが開いた。

「…びっ…びっくり…しました…」

川端さんはパジャマ姿で出てきた。頭はいつもに増してもじゃもじゃだ。
「…引いちゃった?」

「…なにがですか」

「お粥作ってもいい?」
「……助かります…ゴホッ」


私は川端さんちに入り、お粥を作った。

まるで新妻みたい?なんてね。




え…

何?

私…こんなルンルンしちゃって…




私…



川端さんに…


恋してる!?



続く



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 ゆう 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ