言葉を有さない ニンギョウに いつも話しかけている オンナノコ 「寒いね」 「大丈夫?」 「ほら 朝だよ」 ニンギョウは答えない 言葉を有さないから オンナノコは話し続ける ニンギョウが いつかタマシイを 有することを信じて 「ほら 夕陽だよ」 『…』 「キレイだね」 『キレイだね』 確かに聞こえた その言葉は 言葉を有さない ニンギョウから...
新着小説100作品 恋愛ミステリSFファンタジーホラーエッセイ日記ノンジャンル公募投稿作品アドベンチャー詩・短歌・俳句スポーツコメディ学園物その他管理人用