「うす!」
クラスの川原雄太と言う男子があたし達に話しかけてきた。
「なに〜?川原。葵のこと見つめちゃって〜」
「ちょっと!麻由!」
その瞬間。川原とあたしは目が合った。すぐに目をそらしてしまった。
川原がどこかへ行った後茜が
「葵〜付き合ってんの?」「え〜なに?うそ〜お?」
茜と麻由が面白がって追求してくる。
もちろん川原とわ付き合ってないし、好きでもない。
「何もないよっ!!」
あたし達わその後黙々と弁当を食べた。
授業中のことだった。
ブーブーブーブー
あたしのケータイのバイブが鳴り先生に気づかれないようにメールを見た。
”後で図書室で待ってるから。 川原”
川原からのメール!!
そして休み時間になり茜達にわトイレと言って図書室に向かった。
別に隠さなくてもよかったはずなのに隠してしまった。なんでだろう…
「ちょっと、川原!なんなのよ…こんなと」
こんなところに呼び出してと言うつもりだったのにその瞬間…
「んん…」
川原にキスをされた…あたしのファーストキスだったのに。