そして…。
私とハーンはそのまま王の城で…。
この姿をシヴァお祖母様にも見せたかった…。
ハーンは照れながら、私の前に立つ。
私も照れながら、ハーンの瞳を見つめた。
「エリン♪今日はもう一ついい事があるぜ♪」
そう言って、死神様の方を指差す。
私はそのまま死神様を見た。
横には………
お祖母様！！
「エリン…綺麗になって！」
えっえっ？？
何で何で？？
「驚いてんな？閻魔が特別に許したんだ。お前達は魔界を救ったんだからな♪」
死神様は微笑んで答えてくれた。
私はハーンの顔を見て微笑んだ…。
「エリン。いつもごめんな。愛してる。こんな俺だけど…よろしくな♪」
おでこに唇がふれた…。
私は今までにないほどの、素直な気持ちで…。
「あたしを…愛してくれてありがとう…。これからも沢山愛してね♪」
この結婚式は、私にとって…
いや…
私と…ハーンにとって
最高の結婚式になった…。
『ずっとずっと…２人でいようね…♪』
終わり♪
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