「おぃ!おっさん。われ、自分の女になにしとんじゃ!!」 いかつい顔した男が、そう声をはりあげ近づいて来た。オヤジはすぐあたしの腕を放し、遠くへ逃げていった。あたしはびっくりして、声をかけてきた男の目をじっとみることしかできなかった。目をそらすこともできないほどの緊迫した空気。あれ・・・さっき、自分の女とか言ってたな・・・。オヤジからあたしを横取りして、このホテルでやろうとしてるのか?どっちにしても、最悪だ・・・。でも逃げられない・・・。観念するしかなかった。 つづく…
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