ホストに恋〜fast〜

ハスノ  2006-08-11投稿
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〇月〇日。微妙に風が冷たい夜…。
今日も仕事の終わり。友達の亜由美と二人でコートに身を隠しながら人ごみをよけながら家路を目指す
「寒いね〜早く暖かくならないかなぁ」
亜由美がボヤく。確かに寒い…でも今日はなんだか足が軽やかだった。それは月始めの給料日だったから。妙に私の顔はにやけている。亜由美はその顔に敏感に反応した
「なぁににやけてるの?良いコトでもあった〜?」ちゃかしながら言う。
「給料日だからだよ。別になぁんもない!悲しいくらいね〜なんか楽しいコトでもあれば毎日楽しいんだろうけど。」
私は少し悲しくなった。毎日家と仕事場のお店の往復。たまに行く馴染みのショットバー。別れが最悪だった元カレ…なんの変化も無い毎日。季節的に肌寒さが私の心を切なくさせる。
亜由美はそんな私の顔をみながらニヤニヤし始めた。んっ…?今度は私が亜由美に問いかける。
「どした?キモイから」
「ひどぉぃ!!いいとこ行こうと思ったのにぃ」 私は目がハテナになる。亜由美はあんまりお酒が飲めないので一緒に飲みに行くコトがない。この時間、もう夜中の2時を回ってる。行く所といえば飲む所しか無い気がするけど…亜由美は携帯を取り出しどこかに掛けながら私の手を引っ張っぱった



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