それ以降つばさのアタックは更に強烈になり
毎日毎日あたしの近くに来ては
付き合ってを連呼していた
あたしはその間見て見ぬふりをしていたが
りょうがすごい淋しいそうに顔を歪めていたことあたしは知ってるよ?
なんでりょうから振ったのにそんな顔するの?
どうしても気持ちが残っちゃうよ……
ある日…
つばさから図書室に来てと呼び出された
多分また付き合えってのを連呼されるだろう思って断ろうとした
その時
「大切な話しだから、来てね」
つばさは真剣だった
こうなったら行くしかない…
やだなあ…
まだ図書室に入るのはちょっと辛い
それはりょうがまだ好きだからということを
痛い程示していた
続きます