ありから、歩き続け3日経った。
「ちょ…ちょっと。ゆっくり渡ってよ!」
「怖がりだな。景梨は」と翔太君は笑いながら、今にも壊れそうな吊り橋を歩いている。
「揺らさないでよ!怖い!」私は必死になっているのに冗談と思っているようだ。
その時
「景梨ちゃん!待って」と素揮君が走ってきた。
タタタッ タタタッ タタタッ タタタッ
「うわぁ!」素揮君はつまずいてこけて私を勢いよく押した。
「キャー!!落ちる!」私は吊り橋から滑り落ちピンチだ。
「つかまれ!」翔太君は私の手を掴み上にあげようとしたが、激しい揺れで滑り落ちた。
「ギャー!!」私と翔太君は川のしたに落ちていった。