僕は今でもこの虹を見て君を思い出す。君と過ごした1ヶ月が僕にとっては一生の宝になったんだ。
一年前
12月24日クリスマスイヴ
その日はとても寒くて雪が降っていた。街はイルミネーションの光とともにカップル達は楽しそうに笑っていた。そんな中僕はサンタの格好をしてケーキを売っていた。
僕『メリークリスマス!おいしいケーキはいかがですか?』
お客さん『あ!美味しそう!ぢゃあこの可愛いケーキ一つお願い。』
僕『ありがとうございます。○○○○円になります。』
僕『ありがとうございました。メリークリスマス?』
先輩『光!結構売れたな!早い所切り上げて俺らもクリスマスしよーぜ』
僕『はい!!』
先輩『メリークリスマス世界一美味しいケーキだよ』
お客さん『買う!!』
お客さん『私も!!』
僕『押さないで下さいね』
僕と先輩はケーキを売り切りコーヒーを飲んで一服してたら一人の女性が来て。
女性『ケーキもうないんですよね・・・』
先輩『すみませんもう売り切れてしまったんです。』
女性『そうですか。。。いいんです。今日実は私の誕生日なんです。けどクリスマスイヴと同じ日だからって何言ってるんだろう?』
先輩『ハッピーバースデートゥーユーハッピーバースデートゥーユーハッピーバースデーディア・・?』
女性『奈緒です』
先輩・僕『ディア奈緒さんハッピーバースデートゥーユー』
僕達は見ず知らずの奈緒さんの誕生日を祝った。
奈緒さんは嬉しそうに笑っていた。
奈緒さんは、、、