いつか-前編-

aLiCe  2006-08-11投稿
閲覧数[352] 良い投票[0] 悪い投票[0]

この声が、いつか…。
今じゃなくてもいいんだ。いつかでいいから、君に届けばと願う。


君に恋をしたのは、月が明るくてとても綺麗な夜の日のことだった。
いつもの駅前広場で、いつもの様にギターを抱えて、僕は人の流れに向かって精一杯声を上げて、歌を唄っていた。
何もかもがいつもと変わらない。だけど…ひとつだけいつもとは違ってた。
僕がその時唄っていたのは、自分で作詞作曲を手掛けた失恋ソング。もちろん僕の実体験を元にしたもの。

目の前には座り込んで目を閉じて、僕の歌に耳を傾ける少女がいた。



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 aLiCe 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]
激安耳つぼジュエリー
簡単貼るDiet


▲ページトップ