招待状 特別便

長坂 鉄也  2009-11-29投稿
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冬の寒い休日。特別便で届いた招待状の誘いで中に同封してあった地図を参考に町外れの 集合場所へ向かった。

その日、不思議と街は静かで、雨もパラパラ降ってたので、いくら知人の招待といってもパーティーにはコンディションが悪い   そう思い、電話をかけた。

『もしもーし、今日天候悪いけどこれでも、中止にならないの?』
『このくらいなら中止にならないよ』
集合場所へ向かった。

雨は勢いを増し、とてもパーティーどころではない、そう判断して再度電話をかけた。

『もしもーし、集まってないでしょ?』
『このくらいなら中止にならないよ、待ちくたびれてみんなねむったよ、はやくきなよ』
『…ツー、ツー』
そんな馬鹿な。この雨で、外で待ちくたびれ眠れるわけがない。
けれど集合場所は荒路地を曲がれば…

!道が無い

雨でブレーキが効かない

当然ハンドル操作に気をとられて電話何処ではない、

『誰か!』
その時、携帯電話が鳴った。

♪もしもし亀よかめさんよ〜
 …どーしてそんなにおそいのか〜♪
自動で繋がった。
『もしもしそこだよ、テープロープ切ったしゴール、でもアンタ2番だよ眠るから…。』

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