力の抜けた俺は、座りこんでレポート用紙を見た。
一枚目に、『お前は闇主だ。人間を試すための部屋を管理せよ。闇主として、人間どもに話す内容は、レポートに載せた。そして、次にくる人間らの生態も載せた。よく熟読しておく事だ。 闇主になると、人間の愚かさが分かるものだ。。』と書かれていた。。
なんなんだ。。と、レポートから、目を離すと、自分が知らぬ間に個室にいる。ここは、どこだ?気が付けば、服も私服から、黒の丈の長い服を着ていた。
そして、黒い椅子に腰をかけていた・・。
目の前には、どこかの部屋を見る事ができる画面がある。あれ・・・この部屋。。さっき俺がいた個室ぢゃないか? と、見ていると、何人かの人が倒れている。ぃや。。寝てるみたいだ。。 まさか・・・この部屋から、闇主はずっとここから観察していたのか。。
という事は、寝てる人らが、さっきの俺と同じ・・・。。
・・・あ。俺は、今闇主なんだ。管理。人間を把握しなくちゃ。。
俺は、レポートに目を向けた。