あるところに
一人のとてもとても美しいお姫様がいました
ですがいつも一人でした
性格もいいのに、見た目も比べようがないほど美しいのに…
何故でしょうか?
ある時、その噂をきいた隣町のお姫様が
「私もその方とお話がしとうございます」
と、いいました
そのお姫様はみの周りには金に飢えた美男美女、そしてありあまるほどの豪華なものに囲まれてすごしていました
ですが、どれも空虚なもので、お金がなくなったらこんな奴らは自分のことを見放す…ということをお姫様は悟っていました
だからお姫様は友達が欲しかったのです
お金とか地位に捕われない、本当の仲が。
翌日、そのお姫様はたった一人きりのお姫様のところに会いに行きました。