光「でも合宿って…
部活でもないのに」
聖「たくのじいちゃん家が
民宿やってんねん。」
拓「そーゆうこと。
いつも合宿とかで
いろんな団体が泊まんねんけど
今の時期は暇らしいし
近所にね、使われてない
体育館があんねん。」
拓朗は机に頬杖ついて説明した。
光「体育館?」
拓「そこで楽器の
練習できるやろ?
まわり山ばっかやから」
聖「慶太も光希も行けるやんな。
(俺も母さんに嘘ついて
行くねんから)」
光「うん…多分」
慶「大丈夫です」
翼「じゃあ決定ー!!」
翼が飛びあがり叫んだ。
秋「お泊まりなんて
楽しみやなあ!慶ちゃん」
慶「うん、そうやな。」
光希はやはり秋奈と慶太郎を
見つめていた。
秋「お菓子いっぱい持って行こう。
慶太は何持って来て欲しいー?」
慶「秋奈が好きなん
持って来たらええやん」
光「…(あれ?)」
様々なお菓子の名をあげて
はしゃいでいる秋奈の隣で
慶太郎が呆れたように笑う。
光希はさっきの慶太郎の言葉に
違和感を感じていた
翼「よっしゃ!!
バンド強化修行、開始やあ!!」
美「何やねん、それ」
美弥がいつもねように
つっこんだ