私、あなたが好きよ
その無精髭も
細くない顎と眉も
一重の目も
小柄な体で短い足も
雰囲気で感じる気怠さも
全て好きよ
あなたの全てを受け入れるわ
私、あなたが好きよ
不器用で
マイペースで
負けず嫌いで
情に厚い人で
一生懸命で
そんなところが好き
悪い所も引き立て役にしか見えないわ
だけど、ああなんてこと
私はあなたのこと知っているようで知らないの
大事なことを知らないの
どんなにあなたが素晴らしいか知っていても
無知ゆえに虚言とされるのよ
私、あなたが好きよ
好きでいさせて
だから教えて、知りたいの
あなたの 名前