あの日、あなたに逢わなければこんな思いしなくてすんだ。 いつも、いないと分かっていてもあなたを探してしまう。 これは―、私の夏物語である。 「うー、神社まだなの。」 空を見上げて呟く。 まだ、何も音はしない。するのは小鳥たちのさえずり。 現在時刻5時17分。天気は、このままいけばプール日和となるくらいの青空。彼女が向かう場所は、神社。
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