これはなにかの呪いだろうか?確かにあたしはRPGゲームが三度のごはんより好きで好きでたまらない、ごはんなんて食べてる暇があったらゲームをやっていた。あたしは、いつも思っていた。『あ〜〜あ、このゲーム中にいってみたい!』とでもまさか本当にいってしまうとは。
『ピローンピローンピロロロロ』あたしは今不思議なところにいる。あらわすとなんだかポワポワやフワフワのような言葉が浮かんでくる色であらわすと黄緑色の空間。そんな空間から優しい声が聞こえてきた。そして、その声はあたしにつぶやきながらいくつかの質問をしてきた。まず一番に聞こえてきたのは、
『あなたの・・性別は?』あたしは、小声で『女』と答えた。次に『名前・・・は?』と言ってきた。あたしは少し安心した。この意味深明の空間でどんな未知の力を持っているかも分からないこの声が少し弱く感じたからだ!あたしはこの声の質問にさっきより大きな声で『紅里ノミラク』と言った。そして、声が、『アカ・・リ・ノミ・・ラク』と、ぎこちなくあたしの名前を復唱したと思うと『紅里のノミラク15歳
職業、勇者
武器、鉄のソード』とあたしが言っていないことや面白いことを言っていた。それから、いきなりあたしのいた空間が歪み始めたと思うとあたしの15年間の人生であじわったことのない痛みが頭にきた!『いた・・』いたいをも、いえなくあたしの目の前が、真っ暗になった!『・・・・・』『・・・』『う〜ん』ヨロヨロの体を必死におこすと、そこは、と〜っても広い草原だった!あたしは一瞬でわかった、そうここは、あたしが夢にまで見たRPGゲームの中だ!
あたしは少し不安だったけどそれ以上に、テンションが上がっていた!とりあえず、あたしは、自分の身に付けているものに目を、向けた、あたしは、今右手にソードを持っていて、服は安っぽい半袖半ズボン、髪は黒からオレンジに、なっていた。あたしは、あまりスタイルがいいわけじゃないけど、でもやっぱりブラなしで動きまわるのいやなので、とりあえずこの、草原をぬけて町で装備を整えようと町へ向かった。あたしがなぜ、草原をぬけると町があるとわかるのは、あたしがこの場所、いや、この物語のゲームを、72回クリアしているからだ!恐らくこの物語は、大魔王を倒せばいつもの日常に戻れるだろう!
こうして、あたしの物語が始まった!