貴方へ…。わたし。

蒼い猫  2009-12-07投稿
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わかってる…。

貴方と私とではムリなんだってこと…。


貴方は私のずっと年下で…
しかも、これからがある人。

まともに相手にするわけがないよね…私の事なんて。


だけど、やっぱり
信じたい…。


あの時の貴方に
嘘は無かったと…。


少し寒い夕暮れに
わたしをしっかり抱きしめて…
「離さないでね」と言う私の言葉に「うん」とうなずいてくれたこと…。


貴方は気づいてないだろうけど…
あの時わたし…泣いてた。嬉しくて嬉しくて…
涙がこぼれてた…。


貴方の肩の向こうに見える灯りが
涙で潤んでた…。



愛して…なんて言わない。いつもそばにいて…なんて言わない。


ただ…ただ…
覚えていて欲しい。


わたしの温もりを。


わたしの声を。



…そして、わたしの愛を。

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