機械仕掛けの地球
渦巻く電波に狂い始めた人類と、壊れかかった地球
宇宙のどこかのある星を理想郷だと夢を抱いて ロケットは打ち上がる
コンクリートの空をぶち壊し
宇宙の彼方に昇る
その星は見つかった。
そこへ人類は移住した。
そこには僕達が夢に見た理想郷があった
緑が茂り 水は美しく 心地よい
しかし君達はまた 機械を造るんだろう
だとすればもうここは理想郷ではなくなる訳だ…
とうとう地球は
壊れ始める
落ちていく
消えていく
宇宙の塵となっていった地球
その惑星の事を君達はいつか忘れてしまうかもしれない
だけど
あそこで抱いた夢は、どうか忘れないでいてほしい…