街に溢れる笑顔から
いつも隠れて苦笑い
嘘をついて情に縋る
鋭利な刃に胸えぐれ
おまえの面影追う心
あなたのいない今夜
いつもの一人帰り道
浮かべる笑顔さ迷う
壊死する恐怖に怯え
思い返すあの日々を
聖夜に響く鐘の音
君の呟き、あのね
消えた思い、ほらね
嘘ぶくの、やっぱりね
明日見た冷たい夜空
行き場無くした二人
怨む世間はあぁ無情
描き明かしたその夢
堕ちて汚れたその操
聖夜に響く鐘の音
僕の呟き、そのね
消せぬ思い、でもね
手を離す、すっかりね
聖夜に響く鐘の音
君の呟き、あのね
僕の呟き、そのね
道に戸惑い、けどね
二人もう、まっくらね