光の道筋

 2005-12-06投稿
閲覧数[401] 良い投票[0] 悪い投票[0]

私達家族は普通の生活をしていた。周りの人と何も変わらない生活だ。
ただ1つ違うのは、父親の暴力だった。
父が酒を飲んで夜遅く帰ってくると、必ずと言っていいほど父の暴力が襲いかかる。
父は子供には暴力は振るわないが、全て母に襲いかかる。いつも父の暴力で母が苦しく泣き叫ぶ声で目覚めてた。
目を開くと、目の前には地獄のような世界で、鬼が地上に降りてきて暴れ回っているようにしか見えなかった。父は父でなくなり理性を持たない鬼に変わっていた。
私は、恐怖で体が言うことをきかない。心ではいつも『オレが止めなきゃ母さんが死んじゃう』と思っていても、体は恐怖で震えて涙が止まらず、声すら出せない…
そんな日々を送っていた。



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 光 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]
人気雑誌多数掲載
脂肪溶解クリーム


▲ページトップ