夜…不安に支配され
いつもの号泣…
近親者の死
彼との別れの恐怖
将来への不安
親に対して申し訳ない気持ち
親戚の冷たい視線
いつもに
心は闇に支配され
涙がとまらなくなる
彼の言葉を思い出す
「桃子は精神病だから泣き叫んでも気にすることはないよ」
少し気持ちが楽になったと思ったら
今度は過呼吸
過呼吸が治まったら
声が出なくなった
朝の彼からの電話にも
声が出ないから
会話にならない
彼は事情を察して
優しい言葉をくれた
まっ
しゃべれなくても
精神病でも
身体弱くても
身体悪くても
桃子は桃子
ゆっくりね!
再び涙が溢れた
そして嗚咽したキッカケで声が出た
なんで私って
と思う前に
彼も泣いてるようだった
一歩一歩
ゆっくりね!
甘えてばかりで
ごめんなさい
いつかは
貴方を甘えさせたいな