次の街についたリクは目的を果たしたため別れようとした
リク
「約束の通りお前の護衛はここで止める。ここで別れる。」
リリス
「約束ですので仕方ありませんね…」
リリスが悲しげに言ったそのとき2人組の男が話かけてきた。
男1
「ちょっとお待ちくださ〜い」
リク
「なんなんだ?貴様ら?」
男の一人は軽鎧に身を包んだ奴、もう一人は鉄のような鎧で身を包んだ奴だった。
男1
「ちょっと人捜しをしてましてね〜。この人をしりませんか?」
写真には十二歳ぐらいの魔法使いらしき人が写っていた。
リリス
「見たことはありません。」
リク
「俺もない。だからもういいだろ?」
リクは去ろうとしたが…男1
「ちょっと待ってくださ〜い。今この街は少年探しのために封鎖されてるんです。ここからは出られませんよ?」
リクは立ち止まった。
リク
「じゃあその少年を見つければ出られるんだな?」
男1
「えぇ、まぁそうですよ」
リク
「じゃあその少年探しを俺も手伝う。」
リリス
「私もお手伝いします」男1
「わかりました、いいでしょう。」
男1は満面な笑顔で言いリク背中に寒気を感じた。
こうして少年探しが始まった。大変な事になるとも知らず。