自殺(1)

文下手  2006-08-13投稿
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俺は柳沢和樹。普通の二十歳だ。ある時、俺が住んでるマンションで飛び下り自殺があった。しかもその時俺はベランダにいたんだ。飛び下りた女と目が合ってしまったんだ。
「うわ〜まじかよ…」俺はその時、そう呟いた。体がえぐれていく瞬間を。俺は悪夢を見そうになった…。「気持悪ぃ…」吐きそうになるのをこらえ、俺はベッドに入り、寝た。


その夜のことだ。和樹はゴトッという音で目が覚めた。目覚まし時計を見ればまだ二時だった。
「何だよ…しかも寝れないし…」愚痴を呟いた。しかし防音対策をしているマンションだから、上の住人の物音など、聞こえない。
(気のせいかな…。)もう一度寝ようとした、その時だった。
「ああああああ」すこし濁音が入れ混じった様な声がした。しかも室内からだ。和樹は寒気を覚えた。このマンションはオートロックで、防犯対策もできていたのだ。もちろん、強盗の様な人物を見てはいない。



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