図書館についた
なんて言ったらいいだろう
ごめんと言った方がいいのか…
あたしには全くわからない
…よし
ガラガラ…
下を向きながら言った
「あの…ごめんけどあたしはまだりょうが好きだし、つばさの気持ちには応えられない!」
これがあたしの?番素直な言葉だった
本当はつばさの顔を見たくなかった
だってきっとすごくすごく哀しい顔をしているだろうから…
でもそれは逃げだ…
絶対駄目だ、あたしも一緒に哀しい気持ちにならなければならない…
ゆっくり顔を上げる
……
………!?
目の前にはりょうがいた…
顔を真っ赤にして
耳まで真っ赤にした
りょうがあたしをまっすぐに見ている
やばい…
「ごめん!引いたしょお?大丈夫、あたしつばさを断る為にりょうのこと利用させてもらっただけだから」
思ってもないことを言った
りょうにどんどん嫌われたらいい
じゃないとあたしは諦められない
多分…一生かかっても
続きます