「私……江口君の事が好きです!!」
私は高校に入学して吹奏楽部に入った。
私は内気で穏やかだと昔から言われていて、断ることも反抗することもできないタイプだった。部活もフルートとピッコロで内気な私にピッタリな楽器だと思った。
親友もできた。名前は郁恵。明るく、しっかり者で可愛い女の子。性格は私と真逆。なぜ気があったかは未だによくわからない。
私は恋をした。
純粋で明るい彼に
クリスマスのコンサートの後に告白した。とても緊張した。
告白したとたんとても体が熱くなった。
「僕も、今日山吹さんに告白しようと思ったんだ。」
「えっ!?」私は驚いた。
「だから、僕と付き合って下さい!」彼は大声で言った。
「はい。」私はそのとき頬が熱くなった気がした。
これから起こる試練があるともしらず。