君を想うと切なくて
雪降る夜に何を思い
僕は歩いて行くのでしょう。
水銀灯から逃れるように
僕は燈りの後ろばかりを歩いてしまう。
いつからか
魔法にかかった僕は
どうしようもない衝動を
自分で作り何もできない
もう一人の自分をせせら笑うの。
どうしたの?
何がしたいの?
君は何でそこにいるの?
欲張りな僕は虫を喰っては
それをを笑って生きている。
要らない自分は
居るうちに入らないのに
なぜか僕なんだ。
もう食べ飽きたから
君にあげる
僕のすべてを君にあげる。
要らないのなら
そこに捨ててよ。
これが僕なんだ。