女子風呂(1階)
光「はあ…波音とお風呂、2人でよかった…」
光希がほっとしたようにため息をもらした。
波「なんで〜?秋と一緒は嫌やった?」
その言葉に光希は驚いて波音を見た。
波「秋、なんか怒ってたもんな。やきもちやな、あれは」
光「…波音って意外とちゃんと見てるやんな」
波「ふふ〜ん♪うちに嘘はつかれへんで★みっきーも慶太やろ〜?」
光「!!?……わからへん」
波「恋はそうゆうもんやって」
光「…そうなんかなあ…でもあいつの何がええんやろ」
波「んー皆と空気感がちゃうからじゃない?いつも慶太だけ一人落ちついてるからな…」
光「確かに…そうかも。」
波「まあ、うちはタケの方が一緒に居て落ち着けるけどねー
それにしても今日はほんま疲れた〜」
光「虫大変やったもんな。でも美弥ってほんま強いというか男前やんなあ」
波「うん、それに比べてあいつらは…」
真上にある男子風呂からはドタバタと騒がしい音が聞こえてくる。
――翼『ぎゃあーカエル飛んだあ!』
聖『うわあこっちくんなあ』
猛『俺もう風呂出る!!』
拓『ぎゃあ!!
タケ逃げんな!俺も出る!!』――
光「……」
波「ほんま情けないな」