あれ・・・?
中に入ると、放課後についているハズがない暖房。。
机へ行くと、本とメガネが置かれていた。
誰かいるんだ・・・
と、無意識に置かれている本に手を伸ばした。
開くと小説で、タイトルに『風のゆくえ』とかかれている。
これ・・・読んだ事ある!
確か、旅をしている兄弟のダンジョンストーリーだ。
妙にここに誰がいたのか、気になった。
誰なんだろう。
と思いながら、本を置いて、その真ん前の席に腰を下ろした。
鞄の中から小説を出した。タイトルは、『光の射す方』という小説。
まだ途中までだが、若いOLが仕事漬けの毎日で、夜勤をしている時の、気持ちやら一日の反省が書いてある物だ。
妙に、タイトルにひかれ、買ったのだ。
と思っていると、扉が開いた。
!?
入ってきたのは、黒髪にちょっとシルバーが混じったふわふわの髪で長身で軽く制服を着崩しした男子が入ってきた。
誰??見たことない人。。