「ハロハロ〜……って…ぁれ……?」
皆が散り始めると同時にドアの奥から軽くろれつが回って無い女が現れて辺りをキョロキョロ
「ジーナさん!!…もうー!ミューティングとっくに終わったのよ!?」
フラフラな女にリナリーは容赦無く怒鳴り散らす。良くもまぁあれで喉が枯れないもんだ。
「ぁ〜…も、ゴメン;ゴメン;今度良い男紹介するからさ〜…ね?許して?」
「結構よ!!」
…何だこの漫才。
煙草の味が口に充満している。皆フカシとか何とか言ってるが明らかにこっちのが楽だし旨いと感じるのは俺だけだろうか?
……暇過ぎてそんな事考えちまった。
きずいた頃には漫才は終わったらしくリナリーも部屋から姿を消している
又煙草を口に含むと同時にサボり屋のジーナが俺の隣に座って来た
「ハロハロ〜?起きてる?」
女が俺の目の前で手をひらつかせて見せ、俺はそれを退けようとする
「起きてるって…。……しかしまぁアイツも朝っぱらから元気の良いこった…。」
「…リナリーの事??」
「他に誰がいるよ。」
「アハハハ……でもあー見えて結構良い子なんだって、いろんな意味で…ね?」