戻りたいと願う時もある
時計の針はただの手段として私の前にある
時を戻せたらと願う時がある
私は後悔していなくても
戻りたい時がある
点で選ばれた形と未来
時に契られた鬱と喜びは
止められなかった一瞬の線
止め処なく 止め処なく
私の手 居たはず
自我と過去に…
溢れ出す 溢れ出す
涙でもなく 声でもなかった
私の想い…
そう 形にはなれなかった私の想い…
天で選ばれたアダムとイヴ
神に契られた絆
蛇に千切られた繋がれた手の平
それは止められなかった
一瞬の千