真と偽9

ケシゴム  2006-08-14投稿
閲覧数[378] 良い投票[0] 悪い投票[0]

・ ・ ・

ここは暗闇の中。この闇の中で誰かと誰かが話している。

「現在のVK第二支部の状況を聞こうか。」

「第二支部は大した事は無いわ。あそこなら私一人でも潰せるわ。」

二人の男と女が話しているのだろうか。

「そうか。今こちちの戦力はそう多くはないし、奴らもそう弱くはない。下手に戦えばこちらが殺られるだけだ。」

「そうだわ。第二支部で取ってきた物があるの。」

そう言うと女は一枚の紙を男に差し出した。

「これは?」

「第二支部の人名リストよ。名前、スキル名まで載ってあるわね。」

「流石だな。サン。次は本部の情報収集をしてくれ。新しく引き込まれた奴らも気になるしな。」

「分かったわ。」

女はバチッと音を立てて姿を消した。

「こんな腐った世界は俺が壊して白紙にしてやる。そして何も汚れの無い世界を創る。我々は世界を救うのだ!!」

男は不適な笑みを浮かべ笑った。

・ ・ ・

「コラー!坊主もっと集中せんか!」

「はい!」

俊はあまり進歩してなかった。



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 ケシゴム 」さんの小説

もっと見る

SFの新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ