慶「なんかちょうど部屋出ていったからどこ行くんかなってなんとなくついてって…」
拓「で、あのように寝てたと」
慶「はい」
拓「お前はあ…」
光「美弥…どこ行ったんやろ」
拓「え?ああ、そういえば俺が起きた時もいなかったような…」
光「うちが起きた時もおらんかった」
拓「トイレじゃないよなあ…」
光「…あ」
拓「え?」
民宿のそばまで来ると光希は2人の腕を掴み民宿の茂みに隠れた。
慶「??」
拓「ちょっ…何!?」
光「静かに…見て」
3人の来た道の逆方向からやって来たのは美弥と長髪の男だった
拓「あいつは…」
慶「…のぶ……や…き…?」
光「うーん…」
拓「慶ちゃん…惜しい。…にしてもあいつら…」
波「密会やな」
猛「そうやな」
拓「密会か…ってお前ら!?」
波「しーっ!」
猛「たくうるさい」
いつの間にか後ろに居た2人は拓朗に人差し指を立て注意した
拓「会話してる声は聞こえへんけど…」
波「なんか楽しそう、美弥」
美弥と伸昭は立ち止まり楽しげに会話している
光「あいつ…軽そう」
猛「確かに細いな」
光「…いやいや」
拓「やばっこっち来んで」
猛「戻ろう!」