幼なじみ 第4話

ち⌒い  2010-01-04投稿
閲覧数[255] 良い投票[0] 悪い投票[0]

あ-翔のファンクラブね。新学期早々やるな-。笑

「へぇ-。そうなんだ-」

「まぢ疲れたよ-。
めっちゃ追いかけて
くんだも-ん。」

疲れきった翔も
なかなかかわい-な。笑
な-んて思ってたら
急に胸が苦しくなった。

トクントクン

急にどうしたんだ???
あたし...

おかしいな...
風邪でもひいたか-???笑
な-んて考えてたら...

キ-ンコ-ンカ-ンコ-ン♪

あっという間に
HRが始まった。


HRが終わった後
あたしはこの事を
美帆と柚果に話した。

「なんか-、さっき
翔と喋ってたらさ-
急に胸が苦しくなって-。あたしど-したんだろ?
風邪でもひいたかな-?笑」
あたしの話を
聞いてすぐに
2人は仰天発言をした。

「美紗季、ほんと-に
分かんないの!?」

「うん?」

「あらま-鈍感だね-!笑」

「うちと美帆の意見は
多分一緒だと思う!」

「私もそう思う!」

「んぢやあさ
せ-ので言わない???」

「い-よ!」

ここまでくると
あたしの出る幕は
もうない。

あたしはいつも
この2人の"ペ-ス"
というものに
のせられてしまう。

「せ-い-の-で」

「「恋!!!」」

「あはは-やっぱり-♪」

「え.恋?誰が?誰に?」

「美紗季が!翔くんに!」

「は.あたしが翔に恋???
ないでしょ-よ。笑」

「いや-それが
あるんだってば!!!」

「ど-してよ。」

「だってさ-、
あんなイケメンが
幼なじみなんだよ??
い-つもいつでも一緒に
いるんだよ?
恋をしないほうが
おかしいじゃない。」

え?あたしが
翔に恋を?

確かに翔の友達の
誰よりも翔とず-っと
一緒にいるのは
あたしだ。

でも、8年一緒にいて
こんな感情になったのは
今日が初めてだし...


あたしは戸惑いを
隠せなかった。

こんな気持ちに
なるなんて...

そう思っていた時

「まあでもさ-」

美帆が口を開いた。

「恋した事ない美紗季が
誰かに恋をするなんて
1歩前進だよね-?」



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 ち⌒い 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ