恋華―れんか―1

ミツキ  2010-01-04投稿
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「恋華 おきなさーっい!」
お母さんの 声が 家中に 響き渡った。
「 もうっ わかってるってば!」
私は 慌ててベッドから起き 制服を きて
部屋を出た。
「 初日から 遅刻なんてしないでよぉ」
そう。 今日から 私は 中学生なんです。
どんな ことが あるのか ワクワクな私。
「いってきまーすっ」
「いってらっしゃい」
小学生のときと 同じ やりとり。
ただ 違うのは 制服を 来てるってことだ。
私は 家をでて ちょっと 小走りで 学校へ むかった。
ワックワック ドッキドキな 中学校生活!…………のはずが…………。
ドガンッ! 「…………っ!」いきなり 後ろから なにかが…………。
前が 見えずに 倒れ込み なにやら
救急車の 音が する。
( な…………なにが…………。)
私は 意識を 失ってしまった。
必死に 叫ぶ お母さんの声。
私は 目を開いた。
「恋華!恋華!」
「お……かあ…さ……ん?」
「そうよ! 」
私のめからは 涙が 流れてくる。
霞んだ目で お母さんを みてみると
お母さんも 涙を 流している。
「もう 大丈夫だよ。」
私は お母さんの 涙を 止めるために
大丈夫 と いい続けた。
「私 なんで はこばれたの?」
私は お母さんに 尋ねた。
お母さんの顔色が すこし 変わった。
「ひき…… 逃げ よ。」
ひき逃げ……。犯人は 見つかっていないのかな。
私は 周りを見渡した。 個室か…………。
寂しい 感じ がした。
「お母さん 個室 寂しいな…………。」
「そうね。 お医者さんに 頼んでみるわ。」「やった。 ありがと」
私は 少しでも 寂しさを …………怖さを ごまかしたかった
私は 夜 ゆっくりと眠りについた。
朝に なり ゆっくり起き上がった。
朝から お母さんの怒鳴り声が聞けなかったのは すごく 寂しい気がした。
「恋華 合室に してくれるって」
「やったぁ!」
私は 跳び跳ねた。
「早速 移動〜っ」
私は 合室に 移った。 ガラガラガラッ!
「こんにちは。 合室に なる真千 恋華 です。」
相手は 男の子 だった。 綺麗な顔立ちをして、 クールそうな メガネをかけている子…………。 2へ続く

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