「うん♪そ-いえば
今日はど-したの?
もしかして翔とデ-ト???」
ななチャンは優しいけど
あたし達のことを
すぐ構ってくる。
その度にい-っつも
「翔は好きにならない!」
って思ってた。
だって幼なじみだし。
でも...
やっぱりあたしは
翔が好きなんだね。
「ち.違うよ!///」
「ち.ちげえから!///」
あたし達は
そろって否定した。
「そんな2人して
否定する事なくない!?」
「だってちげえし!!」
こんなにはっきり
言われっちゃうと
ちょ-っと
気付くんですけど?
でも便乗して
反論してみた。
「そ-だよ!今日は
勇人の誕プレを買いに行くのを付き合ってもらっただけだからっ!!!」
「あ-勇人誕生日だっけ?」
「うん.翔にも
プレゼント買ってもらっちゃって-。」
「優しいじゃん♪」
ななチャン、、、
あたしも思った♪
「うるせ-笑
てか俺部屋行くわ。
美紗季ど-する?」
「ん-あたしは-」
「あたしの部屋
行くんだよねっ???」
え?そんなの
聞いてないんですけど?
でも、ななチャンの
目が怖いっ!!!
これは-...
従うしかないね。
「う.うん...」
「あ-そう。
んぢやあ後でな♪」
「ば-いば-い!
さ-て、美紗季♪
あたしの部屋に
行こ-かね!」
うわ-ななチャン。
なんか張り切ってるよ-。
「ぅ...うん」
こ-してあたしは
ななチャンの部屋に
移動した。
「さ-て突然ですが
美紗季さん!!!」
「は.はぃぃぃぃい!!!」
「あなたは今
好きな人がいますか?」
「え?」
ななチャン急に
何を言いだすのよ-!
「い.いないよ?」
「ファイナルアンサ-?」
「ファ.ファイナルアンサ-」
「ぶっぶ-♪はずれ-♪」
「は?」
「美紗季さ-
今恋してるよね♪」
「え?」
「しかもその相手は
あたしのいつも
めっちゃ近くにいる人」
「・・・」
「あたしね-分かってたの
美紗季があいつの事を
好きになるって。」