その手に握られた
未来への切符
その隙間から
指をすり抜ける
曖昧な過去の欠片
何を望み
何処へ行く
その切符には
行き先なんて
書いてない
どこに行くかは
お前が決めな
其処に何があるかは
その目で確めな
ただ一言…
言える事は
お前の選択だ
どんな未来だろうと
消化して進め
立ち止まるな
立ち止まったら
そこで終わりだ
さあ…出発の時間だ
もう行きな
切符はその手の中だ
見ててやるから…