ガタン!
物語はそこから始まった。
とある山奥にひっそりとたたずむ別荘があった。
この別荘を購入した出雲夫妻は、久しぶりにまさる(夫)の長い休日と多くの大金を手にしたため、この別荘にきたのだった。
とまりにきた1日目の夜、まさるの妻のトシ子がふと目を覚ました。
台所の水道から水が溢れる音がした。
トシ子が台所に行き除いてみると…
何もなかった。
水も溢れていない。
トシ子は、ホッとして寝室に戻ろうとした、そのとき、「ガタン!」大きな音がした。
トシ子は飛び上がり寝室で寝ているまさるを起こし様子を見て、と言った。
まさるが台所に行くと…