平凡・・・

陸部  2006-08-15投稿
閲覧数[409] 良い投票[0] 悪い投票[0]

「おはよ。」

毎朝交わす挨拶。
もう最近このセリフには飽きてきた。

「綾乃お!」

美咲が手を振る。
あの仔とは昔から仲が良い。

「今日は一時間目から数学だよお・・・最悪」

そういいながら、遠くに自分の彼氏を見つけて目を輝かせる美咲。

「啓太あ!!!!!!!!!」

手を振りながら、横にいるあたしはまるで透明人間かのような扱いだ。
啓太も構わず美咲と話す。

「おはよ。」

相変わらず麗二は無表情だ。
あたしは右手を上げて声を出さない挨拶をする。

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 陸部 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]
ほしのあき大絶賛
極上スクラブ3800yen


▲ページトップ