旅の記憶(本土最南端 2 )

ヒロ  2010-01-08投稿
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鹿児島を過ぎ、谷山インターで降りたブルと幸は吹上浜方面へと向かう
途中、温泉を見つけてのんびり入浴タイム
キャンプ場に着くと、色々な事がふっ飛ぶ様な景色が待っていた
バイクだけでは無いのだが、特にバイクはヘルメットを被り運転する。走ってしまうと孤独からか、自分の中に入ってしまい、先行き等を考え不安になってしまい?これで良いのか??と落ち込んでしまう事が多々ある。
それを知っているブルは浮かない顔をしていた幸の顔が晴れやかになって内心?ホッ?としていた。
二人は陽が傾くまでバイクに寄り掛かり景色を眺めていたが、我に返りテントを張り始める…が、幸は馴れていないのか上手く張れないでいると、見兼ねてブルが手伝いなんとか完成
ブル、「今日の晩飯、焼肉♪焼肉♪…」と、包丁とまな板を持ち変な歌を歌い踊り出す
それを見た幸は笑いだし、止まらない
ブル、「なんだよ?」と、ちょっと膨れ顔
幸、「だって、ブルさんのイメージじゃないんだもん!子供っぽいし」
ブル、「そうかぁ?」と、ふて腐れる
幸、「ごめん、ごめん!焼肉、焼いてあげるから機嫌直して」と言いつつ笑いが止まらない幸につられてブルも笑いだし、鹿児島の夜を迎えた



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