もっと、歌詞を教えてやらなくちゃいけないな、
塚本の心にはいつもそのような思いがあった。
透き通る天使のような歌声のレーナ・マリアの歌を、
りらはとても愛していた。
特に、施設の木々の間でいつも歌を歌っていたりらにとっては、
『森の小道』という曲は、親しみのある歌詞だった。
デッキのリピート機能を覚えると、その曲を一日中聞いていた。
主イエスとふたり 森を行けば
調べをあわせ 歌う鳥たち
新しい世界へと 見せてくれるわが主
主イエスと森を 歩いていく
ごらん鳥たちを 日々の糧を
心配しない 与えられるから
ましてやあなたは 神に愛されている
主イエスと森を 歩いていく
手に手をとって 道を行けば
行き止まりでも 主が枝を上げ
新しい小道を 開いてくれるでしょう
主イエスと森を 歩いていく
主のかたわらを 歩いて行く
森の小道は 私の人生
すべてが小鳥の ハーモニーのように
調べをあわせ 進んで行く
道に迷った時は いつも
新しい道 教えてくれる
私の人生は 森の小道のよう
主イエスとともに 歩いていく
主イエスとともに 歩いていく
※今回載せた歌詞は、
レーナ・マリア作、「森の小道」です。